クリスマスソングの定番「恋人たちのクリスマス」を代表曲に持つ米歌手マライア・キャリー(54)が、19年以来独走してきた12月のヒットチャートのトップから初めて転落した。

クリスマスの女王と称されるキャリーは、同曲を94年に発売してから25年がたった19年に、初めて米ヒットチャート「ビルボード・ホット100」で1位に躍り出た。それ以降、毎年クリスマスの季節には同曲がチャート1位を獲得してきた。

しかし、4日に発表されたヒットチャートでは、60年代に多くのヒット曲を生み出した歌手ブレンダ・リー(78)のクリスマス曲「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」がデビューから65年を経て初めて首位を獲得したことが分かった。58年に発売され、半世紀以上にわたって米国のクリスマスの定番となってきた同曲は今年、3490万回のストリーミング再生と2090万回のラジオ・エアプレイ・オーディエンス・インプレッションを記録し、ビルボード・ホット100で1位を獲得した最古の曲となった米メディアが伝えている。また、リーは同ヒットチャートを獲得した最高齢のアーティストにもなった。リーがヒットチャートで1位を獲得したのは、全盛期だった60年代に続いてこれが3度目だという。

キャリーは毎年、10月31日のハロウィーンが終わり、日付が変わって11月に突入すると同時にクリスマスシーズン到来を告げるユニークな動画を公開している。今年は氷の金庫に閉じ込められたキャリーが、午前0時になると自身の高音のビブラートで氷をぶち破って真っ赤なサンタクロースの衣装で登場するユニークな動画で自身の季節がやってきたことを宣言して話題になっていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)