ピエール瀧(56)の俳優復帰後、初の主演映画「水平線」(小林且弥監督、3月1日公開)完成披露上映会が19日、東京・テアトル新宿で行われた。

瀧と今作が長編映画監督デビューとなる小林且弥監督(42)は、13年の映画「凶悪」(白石和彌監督)でヤクザの兄貴と舎弟の役柄で共演。意気投合して今回、監督と俳優としての再タッグが実現した。

撮影は22年10月に福島県相馬市と南相馬市で12日間、オールロケで行った。撮影中のエピソードを聞かれると、小林監督は「分量もあり、朝早くから夜遅くまでの撮影が撮休もなく続いた。初日が朝早いので、前泊していた時、ご飯も食べてなかったので居酒屋で備えましょうか、と」とクランクイン前夜に瀧と会食したと明かした。

そして「瀧さんが『アウトレイジ』の、たけしさんが『テストもほぼやらないし、本番も、ほぼ一発でOKを出す』と言われた。撮影に入って『もう1回』と言いにくくなっちゃって」と、瀧が語った北野武監督のエピソードのせいで、俳優陣に撮り直しを要求できなくなったと言い、苦笑い。そして「瀧さん、今度、新人監督と組む時、それ、言うのやめた方がいいんじゃないかと」と注文を付けた。

瀧は「こっちの勝ち、ということで」と、してやったりの笑みを浮かべた。