NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜午前8時)で、新マネジャーの柴本タケシ役として奮闘中の俳優、三浦りょう太(26)を取材した。父はサッカー元日本代表FW三浦知良。自身も高校生までサッカーに打ち込み、大学ではスポーツビジネスなどを履修。20年に俳優として正式デビューした。
親しみやすい笑顔と、どことなくオーラを感じさせる立ち姿が印象的。長丁場の取材にも明るく対応し続け、時折考えこみながら丁寧に言葉を紡いだ。
朝ドラ初出演にして、事務所の先輩でもある趣里が演じる主人公、スズ子のマネジャーという大役に抜てき。趣里とは撮影に入る前に食事に行ったといい「すごく仲良くさせていただいている先輩です」とにっこり。「演じる中で、マネジャーとしてスズ子さんを応援する気持ちと、自分自身が趣里さんを応援する気持ちって似てるようで違うのかなと気付きました。マネジャーはやっぱり仕事としてなので。そういう一面を探りつつ演じるのが大変でした」と明かした。
「ブギウギ」は109作目の朝ドラで、戦後の大スター“ブギの女王”笠置シヅ子さんをモデルにした作品。演じてみたい歴史上の人物を聞くと「坂本龍馬が大好きなんです」と即答した。小学生時に武田鉄矢、小山ゆう氏による漫画「お~い!竜馬」を読んだことがきっかけだといい、「小学校の時とかは(龍馬ゆかりの地)高知とか長崎とか京都とかに行って、“龍馬”巡りをしていた」というほど、筋金入りの龍馬ファンだ。
亡くなった祖父も同じく龍馬が大好きだったという。「名前の“りょうた”も、最初は龍馬の“龍”の字からきてるらしいんです。画数とかでいろいろ変わったみたいですけども」と明かし、「いつか龍馬を演じたい。祖父との約束なんです」と明かした。
両親の影響で昭和時代のエンタメに触れる機会も多かった。「小さいときから家で昭和の音楽が流れていました。たのきんトリオ、チェッカーズ、安全地帯…。映像だと、父がショーケン(萩原健一)さんが大好きで『傷だらけの天使』とかお気に入りですね」。
自身は92年に26歳で亡くなった歌手の尾崎豊さんのファンで「ずっと聴いてますね。いつか演じてみたい」とにっこり。20年の事務所所属会見では「1988年の東京ドームライブでの尾崎豊さん」のものまねを披露していたが、「勢いでやっちゃって、めっちゃ後悔してます(笑い)。いつか黒歴史として笑ってもらいたい」とこぼした。
今後の目標を聞くと「もっともっと、自分の色を濃く出していけるような俳優になりたい」と語った。「今で言うと26年ですけど、自分がこれまで生きてきた中で感じてきたものを、しっかりと表現できるようになりたいです」と力を込めた。【玉利朱音】



