お笑いコンビ、チキンナンバン大川知英(45)が12日までにYouTubeチャンネルを更新。1日に亡くなっていたことが判明した「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」などで知られる日本を代表する漫画家の鳥山明さんをしのんだ。
大川は情報番組などで、亡くなった鳥山さんの思い出を語ったことについて、「これだけは勘違いしないでほしいんですけど、こういうのをして『俺は鳥山先生と仲が良いんだ』とか『こんなに(プレゼントを)もらってすごいだろ』とか、そんな思いで言ってたわけではありません。本当はしんどかったし、悲しかったですけど、でもやっぱり鳥山先生は笑いも好きでしたし、僕はやっぱり芸人として人を笑顔にするお仕事。それは鳥山先生も一緒だと思うので、明るく鳥山先生の思い出、どういう人だったのかというのを語らせていただきました」と前置きした上で、鳥山さんから贈られたサイン色紙やグッズなどを披露し、それぞれにまつわるエピソードを語った。
大川は2008年、自身が所属するバンドのライブを見に訪れた鳥山さんと対面。大のドラゴンボールファンで、人気キャラクターであるベジータ風の似顔絵をプレゼントされるも、コスチュームなどの細部が連載時とは異なっていることを「イタいヤツと思われてもいい」との思いで指摘し、描き直してもらうことに。すると鳥山さんは火がついたのか、その後「何十年かぶりに本気で描いてみたよ」と、スーパーサイヤ人や孫悟空風に変身したイラストもサプライズでプレゼントされたという。大川は「こういう、人を喜ばせてくれるというか、喜んでもらいたいなっていうそんな精神を本当に感じた」と、しみじみと振り返った。
また、大川が最も好きなキャラクターだという大猿化したベジータのフィギュアがコンビニくじの景品となったが、どうしても手に入れられずにいたところ、「鳥山先生が僕の誕生日を覚えていてくれて、『これ、いる?』って。そんなことある?」と、鳥山さんからフィギュアにサインを入れてプレゼントされたことを明かし、「感謝の上の言葉が見つからない」と話した。
プライベートを明かさないことで知られた鳥山さんだが、大川は「着飾らない普通のおじさん。『俺が』とかは全くない。僕に対しても最初は敬語。偉大すぎる人なんですけど、その偉大さを自分で隠してる、みたいな。自分を全く前に出さない。(服装は)キャップ、Tシャツ、デニム、ポーチ。カジュアルでおしゃれなんですよ。シンプルでそこもかっこいい。高い時計つけてるでもなく…」と、人となりを明かし、「すごい優しい方で、夢もあって、人にサプライズをするとか、人に気を使っていただいたりとか、本当にあんなにすごい先生なのに僕みたいなやつにも優しく隔たりなく接していただきました」と、しのんだ。



