23年に開催された雑誌「JUNON」主催の「第36回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に輝いた石山順征(じゅんせい=19)を、このほどインタビューした。大手芸能事務所「ケイダッシュ」に所属後、初めての取材にも、明確なビジョンを持ち、物おじしない姿が印象的だった。
本名でもある「順征」は、01年公開の映画「冷静と情熱のあいだ」(中江功監督)で竹野内豊が演じた、主人公の役名・阿形順正から取ったという。「漢字は違うんですけど、母と父が一緒に映画を見に行って『じゅんせい』という名前の響き良いという話になったらしいです」と照れくさそうに語った。
「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の自由パフォーマンス審査では、特技の英語力を生かして自己紹介、さらにブルーノ・マーズの楽曲にあわせて、コンテストに向けて練習を重ねたドラム演奏を披露した。
審査員からは「透明感がすごい」とも絶賛されていたという。「サッカーをやっていたのでマイナンバーカードの写真はめっちゃ黒いんですよ!」と笑い飛ばしたが、コンテストに向けてボディメークや美容にもストイックに取り組んだ。
「ちゃんとした生活リズムで、ほぼ毎日ランニングもして身体には気を使いました。サッカーをやっている時は動けば何でもOKと思っていましたけど、食事は油や脂質が多いものを避けて。日焼けも気にして、ビタミン剤を毎日取っていました」
グランプリ受賞後は祝福する連絡が大量に届いた。「皆が喜んでくれて、返信するのに1週間くらいかかりました」と反響の大きさに大喜び。ファイナリスト同士では今でも連絡を取り合うほどの友人もできたといい「普通じゃ経験できないことを挑戦した友達。ライバルでもあり、友人でもある関係が良い刺激になっています」と答えた。
俳優志望の石山は「今は学園ドラマに出てみたいです。自分もよく『3年A組』を見ていて、学園系は小学生から見るものなので、今度は自分が出演してインパクトを与えられる存在になりたいです。年を重ねたら刑事やラブコメにも挑戦したい」と野望も盛りだくさんだ。
共演したい人は「憧れでロールモデルでもある志尊淳さん」と即答。「ビジュアルもかっこよくて、闘病生活も経て今も第一線で活躍していて。映画『52ヘルツのクジラたち』も見に行きました。演技もうまくてかっこいいです」と目を輝かせる。
小学2年から高校3年まではサッカーに打ち込み、小学5年生でスペインのレアル・マドリードの練習に参加した。高3の県大会で準優勝したことを機に、幼少期から憧れていた芸能界への一歩を踏み出した。
並外れた行動力がある石山は「芸能界という確立された世界において、一発屋で売れることはないと思う」とキッパリ。「確立した世界だからこそ、学んで吸収して、ステップアップしたい。サッカーでもそうでしたけど、僕は熱中したり、目標を決めたら向かって突っ走る集中力やかける思いは強いので」と芸能活動にも、サッカーで学んだ努力の大切さをかみしめた。【加藤理沙】



