フジテレビ系「夜のヒットスタジオ」のプロデューサーなどで知られた、番組制作会社プロデュース&ディレクションの疋田拓(ひきだ・たく)代表が、16日に亡くなったことが18日、わかった。83歳だった。
関係者によると、葬儀は家族葬を予定しているという。
宮崎県日向市生まれの疋田氏は、日大芸術学部放送学科卒を卒業してフジテレビに入社。1968年(昭43)に始まった「夜の-」のスタッフとしてAD、ディクレクター、プロデューサーを務めた。
番組名物のドライアイスのスモークや豪華セット、斬新なカメラワーク、スイッチングなどで、同番組を人気番組に育て「ミスター夜ヒット」と呼ばれた。タレントやスタッフからも「拓さん」の愛称で親しまれた。
87年6月には歌手郷ひろみと女優二谷友里恵の結婚披露宴を生放送で手がけて平均視聴率47・6%の高視聴率を稼いだ。同年に国際スポーツフェア事務局に異動して、イベント「国際スポーツフェア」のゼネラルプロデューサーを務めた。
翌88年に退社してテレビ朝日に移籍。91年に退社してからは外部から音楽番組制作にかかわっていた。フジ、テレ朝時代に築いた人脈を生かしてNHK BS「BS日本のうた」、BS朝日「日本の名曲 人生、歌がある」の制作に力をふるった。



