ギタリスト高中正義(72)が21日までに公式サイトを更新。29日に開催予定だった中国・北京公演を延期すると発表した。

公式サイトでは、北京公演について「このたびは、公演を心待ちにしてくださっていたお客様に、このようなご報告を差し上げることになり、誠に申し訳ございません」と切り出し、「現段階で発表されている各方面の政策方針、ならびに主催者・出演者・宣伝各方面による現下の情勢の慎重な検討を行い、誠に遺憾ながら、より確実に皆様に心からライブを楽しんでいただける環境の確保を最優先し、本公演の延期を提案せざるを得ない状況となりました」と報告。

「この決定は、中国の各関係者様との綿密な打ち合わせ、および他業界の専門家様からの多岐にわたる参考意見を総合的に勘案した結果でございます。ご来場いただく全ての皆様を最優先した結果でございます」と説明した。

続けて、延期決定の経緯についても言及。

「・主催者として、出演アーティストの人格・イメージを守ることが最も重要な責務であると同時に、チケットをご購入いただいたファンの皆様が、心から安心して最高のライブ体験を得られることが最優先事項です。

・予測しきれない現場の状況、および渡航や移動に伴う予期せぬトラブルなど、興行を取り巻く環境に不確実性が高いと判断いたしました。・これらの潜在的なリスクを現実的に鑑みた結果、ご来場いただく全ての皆様のリスクを最小限に抑えることが最善であり、現状のままでは公演当日の良好な運営および、皆様に最大限楽しんでいただける環境を確約することが難しいと判断し、やむを得ず延期という判断に至りました」

このように伝えた。

日中関係をめぐっては、高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁に中国側が激しく反発。日本への渡航自粛要請や日本産海産物の輸入停止手続きを進めるなど、日本経済への影響が広がっている。