歌手松原健之(46)が15日、1組の夫婦のために歌唱する「うた訪問」を岐阜県大垣市で行った。デビュー20周年記念曲「愛になるふたり」の発売記念企画で、曲タイトルにちなんで“愛情あふれる”夫婦にギター弾き語りの生歌唱をプレゼントした。

選ばれたのは中村勝則さん(68)真里子さん(68)夫妻。2人は1982年(昭57)4月4日に結婚し、夫婦生活44年目。4が並ぶ“し(4)あわせ”イヤーの勝則さんは建設業社長で真里子さんは同社の会計担当。

松原との出会いは12年前。脳性まひの長男大輔さん(42)らのチャリティー公演で松原が大垣市を訪れた。歌声と人柄にほれ込んだ真里子さんが最初にファンとなり、勝則さんも妻の“推し活”を支えるうちに熱心なファンに。真里子さんは「私1人の時は東京でも大阪でも行くんですけど、大ちゃんを連れて行く時は車になるので、主人が運転をして3人で行きます。健之さんのおかげでいろいろな所に旅行をする楽しみもできました」と笑顔で明かした。中村夫妻には5人の子どもと孫が9人いる。この日は中村ファミリーや真里子さんの友人も駆けつけ、松原の「愛になるふたり」とデビュー曲「金沢望郷歌」の歌唱に聞き入った。

歌唱後、真里子さんは「大ちゃんが健之さんと引き合わせてくれた。大ちゃんはある意味、家の『福の神』です。大ちゃんのおかげで私も強くなることができた。今日は夢の中にいるみたいでした」。松原も「大輔さんを中心に中村家の大きな輪ができていると感じました。幸せのお裾分けをいただいたようなひとときでした」と振り返った。そして「ファンのお宅でまた歌いたいです」と納得顔で話した。