「第58回ミス日本コンテスト2026」が26日、都内で行われ、登山家野口健氏の長女で慶大3年の野口絵子さん(21)が「ミス日本グランプリ」と「ミス日本『海の日』」に輝いた。

発表を受け「ダブル受賞できると思わず、とてもうれしいです」と喜び、配信を見守った健氏へ「家で過ごす時間は少なかったですが、大人になって一緒に山に登るようになって、心がつながった感じがします」と涙を流して感謝した。

親子で国内外の山に挑み「父が大切なことを教えてくれるのはいつも山の中で『自分の命を守るのは自分だぞ』と」。登山中痛みが生じた際には「まだ感覚が残っている、生きているだろ。痛みが味わえていることは幸せだ」と教わった。

健氏からは自身のX(旧Twitter)で「おめでとう。よう頑張ったね。ただ、これでしばらく一緒にヒマラヤには行けそうにもないね。山は逃げないから落ち着いたらまたヒマラヤだね。これから忙しくなるけど肩の力を抜いてね」と栄冠を祝福された。

「人生で挑戦した中で一番ハードルが高かった」という期間を乗り越えての受賞。「責任を持ちながら1年間、登って登って登って参ります」とらしさあふれる意気込みを語った。【寺本吏輝】

◆野口絵子(のぐち・えこ)2004年(平16)2月21日、東京都生まれ。父健氏とキリマンジャロなど国内外の山を多数踏破。高校3年間はニュージーランドに留学。水産資源を守る活動にも注力。