米女優アンバー・ハード(39)が、2017年に離婚した元夫で俳優のジョニー・デップ(62)との名誉毀損(きそん)裁判で敗訴して以来、4年がたった今もその影響に苦しんでいることを告白した。
虐待を告発した女性たちが加害者男性から名誉毀損を盾に声を上げることを封じられる構造を描いたドキュメンタリー映画「Silenced(サイレンスド=口封じ)」が24日、米ユタ州ソルトレークシティーで行われているサンダンス映画祭でプレミア上映された。劇中でハードが「発言する力を失いました。自分の物語を語るためにここにいるのではありません。自分についてもう語りたくない。それが問題なのです」と訴えたと、米バラエティ誌が伝えている。
2018年にワシントン・ポスト紙にデップからのDV被害を寄稿したことで、デップは「DV夫」のレッテルを貼られて仕事を失ったとしてハードを名誉毀損で提訴。2022年に裁判で敗訴したハードは、ハリウッドから距離を置き、スペインに移住した。ハードにとっては2023年公開の映画「アクアマン失われた王国」以来の映画出演となり、デップとの泥沼法廷論争が再び世間の注目を集めている。(千歳香奈子通信員)



