イラン出身のタレント、サヘル・ローズ(40)が10日、自身のXを更新。母国に対し米国とイスラエルが大規模攻撃を開始したことに関連したとみられる投稿で「平和」への思いを記した。
ローズは、イランへの攻撃が始まった2月28日に、バックに白い文字の文面で「戦争」への思いを記し、今回も同様の形式で文面をアップ。「『安全な場所から平和を語るな』『止めたいなら現場へ行け』そんな言葉をSNSで目にすることがあります」と切り出すと「なぜ、その二択になるのだろうか。平和を願うことに、居場所の資格はあるのだろうか。戦場にいなければ、戦争を止めたいと言ってはいけないのだろうか」と疑問を投げかけていた。
今回も同様の形式で「いま私にできることは、残された人々、子どもたちを支え、これからの生活の基盤をつくる事なのだと思っています。戦争は、個人の力では太刀打ちできないほど大きい。以前に難民キャンプで出会ったある子どもが、『戦争は、大人のプライドの塊だ』と。その言葉が、いまも胸の中でこだましています」と複雑な心境を吐露。
続けて「残された大人として、外にいる私たちには、それぞれ違う役割があります。私は、いつか必ず復興する祖国の人々のために、必要な支援や準備を、いま進めていく。それしかできないのかもしれない。けれど、それがひとりの人間として、いま私にできる大切なことだと思っています」とつづった。
イランへの攻撃をめぐっては、米国のトランプ大統領が2月28日、イランの最高指導者ハメネイ師が死亡したと自身のSNSに投稿した。ハメネイ師は1979年の革命を率いたホメイニ師の後継として89年に就任し、近年は米国への敵視を深めていた。中東のテレビ局アルジャジーラは2日までに、イラン全土の死者が555人に達したと報道。イランの反撃などにより、米軍にも死者が出ているが、トランプ大統領は「文明を守る戦い」などと攻撃を正当化している。



