お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣(45)が17日、自身のXを更新。自身が製作総指揮・原作・脚本を務めた「映画えんとつ町のプペル~約束の時計台~」(27日公開)のプロモーションイベントをめぐり、思いをつづった。
西野は「【福岡のイベントが酷かった件】昨日は朝から晩まで福岡で『映画えんとつ町のプペル~約束の時計台~』のプロモーションがありました。作品を一人でも多くの方に届ける為に、本当にたくさんのスタッフさんが力を貸してくださって、また、お客様におかれましてはお忙しい中、時間を作って、イベント会場まで足を運んでくださって、本当に感謝しかありません。そんな中、夜に「九州初上映」となる試写会がありまして、上映前に登壇イベントがあったのですが、結論から言うと、薄ら寒いイベントになってしまいました。くれぐれも言っておきますが、映画本編の評判はビックリするぐらい良かったです。映画上映前のイベントが酷いものだった、という話です」と書き出した。
そして「実はステージに上がる前から嫌な予感はしていたんです。というのも、担当のスタッフさんから出番前の打ち合わせで、『もし良かったら、冒頭は、「みんなに会えて嬉しかばい」と博多弁で挨拶をしてください。これ、ウケるんで」と言われて、さすがに「いや、難しいと思います』とお返ししたんです。それでも、『いやいや、天海祐希さんも、この挨拶をしてウケてたんで』と食い下がられまして(苦笑) それは、天海祐希さんや、あとはアイドルの方が言えば成立しますが、僕は昨日まで東野幸治さんや千鳥さんとガップリ四つで殺り合っていたオジサンでして、また、その殺り合いを日頃から見ているお客さんの属性から考えると、とってつけたような博多弁の挨拶は、もはや『博多を小バカにしている』とも取られかねない最悪のアプローチで。何度か担当のスタッフさんに『これは、本当に大丈夫ですか?』と、提案を取り下げるように話を持っていったのですが、『いやいや、これはウケるんです!』の一点張りで。そこで、いろいろ考えちゃったんです。僕が本番で博多弁の挨拶をせずにスタートしたら、きっとスタッフさんは『なんで、やらないんだよ。一盛り上がり作れたのに』という誤ったストレスを覚えるだろう…とか。ここで僕が事故って見せないと、また今後も、この被害に遭う人が出てくるだろうな、とか。そんなことを色々と考えて、結局、イベントの冒頭で謎の博多弁挨拶をすることに決めて、まぁ、案の定、どえらい空気になりました。『どした?』『どした?』と。千鳥のノブさん的に言わすと『それ、どういうお笑い?』です。会場はどえらい空気になったわけですが、それは、まぁ織り込み済みです。これで、明日以降の事故が防げるわけで、それはそれで良いと思いました」と続けた。
さらに「ただ問題はその後です。MCの方がいらっしゃったのですが、その方の質問が全て上っツラなんです。『福岡の印象はどうですかぁ?』とか。『福岡グルメで好きなものはありますかぁ?』とか。それだけならまだしも、『前作を観た皆、手を挙げてくださーい。「はーい」』とか。ちょっと伝わりづらいかもしれませんが、根底の部分でお客さんのことをナメてるんですね。イベントのテンプレに当てはめた進行…というか。極めつけは、同席した俳優さんに対して、マイクを通して突然ヒソヒソ話をし始めて、『ここに西野さんがいないと思って話してください。西野さんは裏で怖かったですか?』とかとか。おそらく、ご本人的には、ちょっと笑いを取りにいっているんです。「やめやめー!丸聞こえやー!(ツッコミ)」みたいな。お笑いが得意じゃないことも、トークが得意じゃないことも別にいいんです。そんなものはコッチがフォローすればいいのだから。ただ一つ。先程も申し上げたように、根本的なところで『お客さんをナメていた』んですね。それは冒頭の挨拶ネタのところから。『映画の舞台挨拶って、こんな感じでしょ』が透けて見える」とMCに感じた思いなどをつづった。
その上で「ただ、それもこれも、台本に素人がワケの分からんネタを入れていた時点で(嫌な臭いを確認した時点で)僕が『ちゃんとやりましょう。お客さんは大切な時間を割いて、来てくださっているんです』と伝えれば良かったわけで、すべては、あそこで止められなかった自分の責任です。本当にごめんなさい。イベント終了後、すぐにCHIMNEY TOWNのスタッフを通じて、関係各位に厳重注意をして、以降は同様の事故が起きないよう伝えました。試写会を仕切ったスタッフさんやMCの方からすると、『たくさんあるイベントの一つ』かもしれませんが、『映画えんとつ町のプペル~約束の時計台~』は、スタッフが4年半の命を削って作った作品で、そして、お客さんとは5年越しの約束を果たす舞台です。もう二度と昨日のような時間がないように、引き締めていきたいと思います」ときっぱり述べた。



