映画「イージー・ライダー」などで知られ、前立腺がんで余命わずかと伝えられている米俳優デニス・ホッパー(73)が26日、映画の都ハリウッドの殿堂入りを果たし、ハリウッドの目抜き通りで記念の星形プレートを披露する式典に出席した。

 笑顔でファンに手を振るなどしたが、体がやせて足取りが重かった。転倒して額を負傷したというホッパーは「皆さんからすべてを学んだ。ハリウッドはわたしの家であり学校だ」とスピーチした。

 式典には家族や俳優ジャック・ニコルソンら映画界の友人らも駆けつけた。ホッパーはがんで余命わずかとする書面を、離婚訴訟を担当する弁護士が24日に裁判所に提出していた。

 [2010年3月27日11時4分]ソーシャルブックマーク