覚せい剤取締法違反(譲り受け)の疑いで逮捕された、タレント小向美奈子容疑者(25)が、イラン人の密売人について「知人で、悩みごとを相談するためにホテルで会ったことはある」と供述していることが26日、警視庁組織犯罪対策5課への取材で分かった。

 警視庁によると、小向容疑者は、容疑については否認しており「覚せい剤を買ったことはない。(イラン人から指示を受けた)日本人の密売人ともホテルで会っていない」と供述。取り調べで覚せい剤の話題になると、時折、涙ぐむことがあるという。

 また、小向容疑者がフィリピンに渡航中、都内の自宅から荷物が運び出されていたことも判明。警視庁が事件との関連を調べている。

 逮捕容疑は、昨年5月14日午前0時30分ごろ、東京都品川区のホテルの一室で、イラン人の密売人の指示を受けた日本人から覚せい剤約0・9グラムを4万円で購入した疑い。