3月7日に都内の文化放送メディアプラスホールで授賞式が行われる“声優界のアカデミー賞”第9回声優アワードの受賞者の一部が17日、声優アワード事務局から発表された。

 外国映画も含めた多くのジャンルに、長年に渡り貢献した声優を表彰する功労賞には「怪物くん」のドラキュラ役、「もーれつア太朗」のニャロメ役、「パーマン」のブービー役などで知られる大竹宏と、「怪物くん」の怪物太郎役、「巨人の星」の星明子役、「オバケのQ太郎」のドロンパ役、「機動戦士ガンダム」のミライ・ヤシマ役などで知られる白石冬美が選ばれた。

 作品として声優の魅力を最大限に発揮した作品に贈られるシナジー賞には、テレビ東京系アニメ「妖怪ウォッチ」(金曜午後6時半)が選ばれた。授賞式には主人公ケータを演じる戸松遥が代表して登壇する予定。

 声優という職業を、各メディアを通じて多く広めた男性声優に贈られる富山敬賞には、「攻殻機動隊」のバトー役やスティーブン・セガール、アントニオ・バンデラスらの吹き替えで知られる大塚明夫が、女性声優に贈られる高橋和枝賞には、キム・ベイシンガーやジュリア・ロバーツ、デミ・ムーアらの吹き替えで知られる高島雅羅が選ばれた。

 子どもたちの視点から選ばれたキッズファミリー賞には、「妖怪ウォッチ」のジバニャン役などで知られる小桜エツコが選ばれた。