堂本剛(29)が主演ドラマで史上最低の目標を掲げた。堂本主演のフジテレビ系の連続ドラマ「33分探偵」(8月2日スタート、土曜午後11時10分)の制作発表が17日、都内のホテルで行われた。堂本は「スタッフが3という数字にこだわるので、初回は3%ねらい。最終回の第9話は3×3で9%。これが達成できると僕的には、よくやった。それくらいの意気込みでやります」と話した。

 途中で打ち切りも検討される数字を目標に掲げたのは、同ドラマが脱力系サスペンスだから。堂本が演じる探偵・鞍馬六郎は、CMを除いたドラマ部分の長さである33分の間に事件を解決する。簡単な事件の解決を、ゆるい推理で正味33分間まで伸ばす。堂本は「撮影2日目には、みんなでこよりを作って鼻に入れて、誰が最初にくしゃみをするかをやったくらい楽しい現場。アホなことを、いい大人たちが睡眠時間を削って、一生懸命やっています」。

 原案、脚本と演出を担当するのは福田雄一氏は30万枚以上のDVDを売り上げた「THE3名様」シリーズの監督、脚本家。バラエティーでもフジテレビ「新・堂本兄弟」、テレビ朝日「堂本剛の正直しんどい」で、堂本の才能を引き出している。

 堂本の連ドラ出演は4年4カ月ぶり、フジテレビでは初。主題歌「Secret

 Code」(8月27発売)もKinKi

 Kidsとして歌う。共演は水川あさみ(25)高橋克実(47)小島よしお(27)ほか。