こんにちは。今週は上半期の総決算、宝塚記念が阪神競馬場で行われます。今年のメンバーを見渡すと、海外で活躍した日本馬が多く集まったことに加え、昨年の年度代表馬、さらに今年の国内G1で活躍した馬が顔をそろえ、超豪華になりました。過去の宝塚記念と比較しても、これほどまで豪華だったことは、まずなかったと思いますので、正直、とても驚いています。
海外メディアから見ても、なんと豪華なレースなんだ、という見方をされると思います。私は、今年の春にサウジアラビアとドバイに行かせていただいたので、海外遠征した馬たちを現地で見ていますが、普段とは違う環境の中でも、活躍できた馬たちばかりで、精神的な成長が見込めます。以前は海外遠征後の疲労などが心配されていましたが、今は輸送技術や帰国後の馬へのケアの技術が進化したことで、そのような心配をする必要はないと感じています。
レースは、1つのG1レースにこれほどまで個性的な逃げ馬がそろうのかと思うほどです。各騎手と各陣営の作戦がレースの内容を大きく左右することになると思うので、スタートが、このレースの一番の見どころになるかもしれません。隊列が1コーナーへ入るまで落ち着かない場合は、かなりのハイペースが予想され、そうなれば最後の末脚にかける馬にも大いにチャンスが生まれてくると考えています。この原稿でレースの展開予想を書きながら、すでに興奮してしまうほど、楽しみなレースです。
また宝塚記念後には、各馬それぞれが秋のローテーションを決めていきますが、その中には海外遠征が視野に入っている馬も多いと思うので、今後の動向に注目したいです。そして、この超豪華メンバーでの中で勝った馬が今年の凱旋門賞馬になる可能性も十分にあるので、今年の宝塚記念が後世に語り継がれるような伝説のレースになることを祈っています。そして、毎年こんな豪華メンバーがそろう春のグランプリを見たいな、とも思ってしまいます。
最後に、今週から矢作厩舎の欧州遠征のサポートでイギリスのニューマーケットへ行くので、来週からはイギリスから近況をお伝えします。みなさま、今週の春のグランプリは、大いに盛り上がってください。
(レースホースコーディネーター)



