【福島11R・ラジオNIKKEI賞】

◎(6)ボーンディスウェイ

○(13)ゴーゴーユタカ

▲(12)グランディア

☆(10)ミッキーブンブン


2006年からJRA唯一の3歳限定ハンディキャップ重賞となったラジオNIKKEI賞、今年は56キロから51キロまで5キロのハンデ差がついていますが、能力よりも見込まれた馬や恵まれた馬も散見される微妙なハンデとなっています。

トップハンデはべシャールとソネットフレーズの牡馬56キロ、牝馬54キロですが、ともにまだ1勝馬。重賞で小差2着があるだけでこのトップハンデはきついとしか言いようがないです。

次がフェーングロッテン、◎ボーンディスウェイ、サトノヘリオスの3頭と牝馬クロスマジェスティ。リステッド勝ちか重賞3着があると55キロ(牝馬53キロ)になるようです。

この4頭では断然◎ボーンディスウェイが恵まれたとみるべきでしょう。何と言っても弥生賞ディープインパクト記念3着は相手が違っていまして、ダービー3着馬とダービー馬に0秒1差は光輝いて見えます。

サトノヘリオスはスプリングS3着ですが相手関係は相当見劣りがします。

フェーングロッテンの白百合Sは7頭立てをあっさり逃げ切りましたが、当日の後半3レースが逃げ切りばかりだったことも評価を下げる要因となります。

牡馬の1勝馬は2頭いて52キロで統一。ただの2勝馬は牡馬54キロ2頭と53キロ2頭、牝馬51キロ1頭に分別されていて、ここにハンデキャッパーの意思が透けて見えるように思えます。

○ゴーゴーユタカは中山1600メートルのみ4戦して【2・2・0・0】。ペースに左右されず決め手を生かせるのは先行タイプがそろったここでは信頼出来ると考えます。

▲グランディアは走らない馬は出さないディアデラノビアの10番子。全兄弟はサンマルティン、ドレッドノータス、バルデスの3頭で小回り実績もありますが、2000メートル以上の方に良績があるので3番手にしたいです。

大穴は福島芝1800メートルの新馬勝ちが圧勝だった☆ミッキーブンブン。芙蓉Sでは0秒1差3着もありますし、52キロの軽ハンデで展開が向きそうなここは狙えるとみました。


馬単(6)(13)

3連複(6)(13)-(12)(10)

3連単(6)→(13)→(12)(10)

計5点×2000円=1万円



【小倉11R・CBC賞】

◎(5)テイエムスパーダ

○(2)アネゴハダ

▲(11)カリボール

☆(17)ファストフォース


50キロに満たない負担重量での重賞勝ちは6例あるようで、最も古いのが1971年の小倉大賞典のビューティエイト(49キロ)、次が1990年の新潟記念のサファリオリーブ(49キロ)、2001年カブトヤマ記念のタフネススター(48キロ)、2006年マーメイドSのソリッドプラチナム(49キロ)、2008年マーメイドSトーホウシャイン(48キロ)、2009年の日経新春杯テイエムプリキュア(49キロ)です。

最近は50キロや51キロでの重賞制覇も多く、マーメイドSはシャムロックヒル、サマーセント、サラス、アンドリエッテと4年連続でしたし、函館SSもナムラクレア、ソルヴェイグ、ジューヌエコールが50キロ。キーンランドCもレイハリア、ブランボヌールが51キロ、アイビスSDもオールアットワンスが51キロ、北九州記念もヨカヨカが51キロと夏の短距離戦こそが軽量の3歳牝馬が活躍する舞台と言っても過言ではないと思います。

今年のCBC賞は昨年に引き続いて開幕週の小倉開催。昨年逃げ切った☆ファストフォースが52キロ→56キロと4キロ重くなっていて、しかも昨年は3番枠だったのが大外17番を引いてしまっては4番手の押さえまでとみます。

48キロ◎テイエムスパーダと49キロ○アネゴハダの比較では、ナムラクレアとの着差と小倉芝1200メートルの適性を考えると◎テイエムスパーダの方を上に取りたいと思います。☆ファストフォース、スティクスくらいしか徹底先行馬がいないだけに2~3番手には行けるテンのスピードは48キロを生かす上でかなり有利に運べるはずです。

▲カリボールは初めての芝1200メートルでインから差し切って3勝クラス卒業。母レイズアンドコールはアイビスSD3着もあった短距離の活躍馬、半兄モンドキャンノも京王杯2歳S勝ち、朝日杯FS2着も記憶に新しいところです。


馬連(2)(5)

3連複(2)(5)-(11)(17)

3連単(5)→(2)→(11)(17)

計5点×2000円=1万円

2レーストータル2万円

(先週までマイナス33万7700円。回収率35%)