☆ソウルラッシュ（日曜東京11R・安田記念13着）

スタートは出たがダッシュがつかず、向正面では13番手と置かれた。もう1列、2列前の位置が取れれば、余裕をもって馬場のいい外めに出すこともできたが、このポジションでは馬群を突くしかなかった。直線はなかなかスペースが開かず。強引に突っ込んだところでロータスランド、ヴァンドギャルドと接触。まったく脚を使うことなく終わった。馬の手応えは十分あり、今回は力を出し切っていない。G1であらためて期待したい。

☆ボイラーハウス（日曜中京11R・松風月S5着）

外枠がアダになった。8枠15番から中団につけたが、3～4コーナーでは外外を回されるロス。ポジションを維持するためなし崩しに脚を使った分、追いだしてからはジリジリという印象で入着がいっぱい。内枠で脚をためられれば、もっと切れる脚が使えただろう。1戦ごとに力をつけているのは間違いなく、枠順や展開次第で勝ち負けになっていい。距離は1200メートルがベストだが、1400メートルまでは許容範囲だ。

☆サリエラ（土曜東京7R・3歳以上1勝クラス1着）

6カ月ぶりで行きっぷりが悪かった。前半1000メートル63秒8の超スローでも、直線に向くまで後方2番手。追いだした時の反応もひと息だったが、残り200メートルを過ぎてようやくエンジンがかかった。それでも先頭テイエムオードリーとは6、7馬身差。逆転は難しいかと思ったが、鋭く伸びて首差の勝利。ラスト3ハロン11秒0－11秒0－11秒8の上がり勝負を、32秒9で差し切るのだから能力は高い。馬体が成長すればオープンまでいける。