春5連覇を狙う花巻東が白星発進し、苦しみながらも8強入りを決めた。水沢に3-0で競り勝った。高校最多の通算129本塁打を誇る佐々木麟太郎内野手(3年)は、背中の痛みがあり、ベンチスタート。レガーズやアームガードを装着して出番を待ったが、最後まで出場はなかった。
花巻東にとっては我慢の展開が続いた。6回まで両チーム無得点の投手戦。0-0の7回1死満塁、佐々木麟に代わって3番に入った熊谷陸内野手(3年)が、右越え2点適時二塁打を放って均衡を破る。なおも1死満塁で北條慎治外野手(3年)が、遊撃適時内野安打で追加点を挙げた。
投げては先発・阿部颯太投手(3年)が4回2/3を2安打4奪三振無失点、2番手・小松龍一投手(2年)が最速147キロをマークするなど4回1/3を5安打7奪三振無失点と力投した。佐々木洋監督(47)は「去年は失点が多くて崩れ、自滅して負けたようなゲームがあった。投手陣がゼロに抑えたのは成長を感じる」と総括。決勝打の熊谷については「1年生から出ていたので、経験を生かして大事なところで打ってくれた」と評価した。
24日の準々決勝では盛岡誠桜と対戦する。

