ウサギがカメになり、鉄壁の防御布陣を敷く。18日、巨人原辰徳監督(56)は今日19日からの阪神戦(甲子園)について「投手が今を支えてくれている。バランスを考えるとリリーフを1人増やして(投手)13人、(野手)15人」と陣容を説明した。1軍登録メンバーの構成は投手12人野手16人が一般的。16日からはマシソンが夫人の出産で登録を抹消せずに2試合欠場したため、香月を昇格させ、投手13人になっていた。今日からマシソンが復帰するが野手を増員せず、投手1増を据え置いた。
現状を見定めた最善策だ。先週は1点差が5試合で、2点差が1試合。17日のヤクルト戦では3併殺の拙攻で完封負けと、打線が本調子ではない。「明日からロースコアにならないよ。打つよ。修一(村田)が打つよ」と期待しつつ「本当は捕手3人が一番安定していると思う。何人かだらしのない選手もいるから仕方ない。どういう風になっていくか、どの用兵を使うといいのか。開幕からいまだ迷走してるよ」。2軍ではセペダにフランシスコ、故障から復帰の相川らが昇格の便りを待ちわびている。だが今はリリーフに7人を配し、ロースコアの接戦を確実にものにする算段だ。
交流戦前の限定布陣になる。26日西武戦から始まる交流戦の構成については「また違うだろうね。(指名打者制のない)最初の3試合に重きを置くより最後6試合がDH制。その辺をどうすれば一番いいか。今、結論を出す必要はないと思うんだな」とした。「においを感じながら、風景を見ながら、決めなきゃいけない」。投手13人の専守防衛で勝利を重ねながら、先の戦いをにらんで陣容を整えていく。【浜本卓也】



