ソフトバンクが1日、宮崎・生目の杜運動公園でキャンプインした。
気温10度を切る肌寒さの中、ブルペンは別世界だった。1日、A組では午前11時30分からバリオスを除く18人が次々と投球練習を始めた。隣接するB組のマウンドには松坂、大隣、寺原の豪華トリオがミットを響かせていた。両組合わせて、35人がブルペンに入った。「みんな、初日からどうしたんだよ?」。あふれる熱気に、工藤公康監督(52)も圧倒された。
開幕1軍をかけた激戦の幕開けだ。和田の5年ぶりの復帰に、松坂も復活に燃えている。実績組だけでなく、千賀や東浜ら若手組もチャンスをうかがっている。工藤監督も「現時点では(1軍の)枠は2つか3つしか空いていない」という。少しでも気を抜けば、開幕1軍は遠のく。各自が危機感を持ち、自主トレに励んだ結果が初日の活況につながった。
28球を投じた和田は言った。「それだけ、おのおのが競争の激しさを自覚しているということだと思う。チームにとって、相乗効果になる」。過去2年は圧倒的な攻撃力が目立った。3年連続日本一は投手力でつかむ。そんな心意気がブルペンから感じられた。【田口真一郎】



