プロ野球のオーナー会議が14日、都内で開かれ、任期満了を迎えた熊崎勝彦コミッショナー(74)に1年間の続投を要請し、熊崎コミッショナーが受諾した。

 議長を務める阪神坂井信也オーナーは「オーナー会議全員一致の結論としまして、熊崎現コミッショナーにさらに1年間、継続して職務にご尽力を頂くように要請しました。熊崎コミッショナーは今季限りの勇退を希望されてましたが、私どもからの強い要請にお答えを頂けるとのことです」と説明した。

 熊崎コミッショナーに対しては、昨年の野球賭博問題などで発揮した手腕を評価する意見が多数あったという。

 熊崎コミッショナーは「任期満了によって退任する考えでいましたが、このたびさらに1年間の続投を強く要請されることになりました。野球界を取り巻く厳しい環境や競争、時代の変化の大きさといったことを鑑みると、微力な自分がこの重責を担っていいのか、時に自問自答することもありましたが、野球界への愛着もあり、プロ野球の健全な発展を願う1人として、オーナーの皆さまの一致した要請を真摯(しんし)に受け止め、しっかりと答えなくてはいけないという考えに至りました。大変微力ではありますが、この重責を引き受けることにしました」と話した。

 任期は来年11月のオーナー会議までになる。