楽天からドラフト2位指名された愛知大・安田悠馬捕手(4年=須磨翔風)が14日、名古屋市内の同大キャンパスで指名あいさつを受けた。185センチ、105キロの巨漢スラッガーは、プロでの目標をあらためて問われると「『4番キャッチャー』というポジション。ホームラン50本打ちたいです」と意欲を見せた。

巨人、ヤンキースで活躍した松井秀喜氏に似た風貌から「杜(もり)の都のゴジラ」として期待のかかる大砲。「松井秀喜さんはレジェンド。(例えられて)非常にうれしいです。自分は打席に入るときに前につっこみがち。松井さんは後ろに残っているので、参考にさせていただきました」と打撃を参考にしていることも明かした。

楽天からは、後関昌彦スカウト部長と山田潤スカウトが出席。後関部長は「彼のバッティング、特にパンチ力に大きな期待を持っている。将来的にクリーンアップとして長く活躍してくれるだろうと期待して指名させていただいた」と高く評価した。