主力復帰で、まず5割へ。中日立浪和義監督(52)は19日、大島洋平外野手(36)と木下拓哉捕手(30)を20日の広島戦(マツダスタジアム)から復帰させる方針を明かした。ナゴヤ球場での練習後に「明日(20日)から上げます。チームを引っ張ってもらえればと思います」と、主力2人の復帰に期待を寄せた。

大島は4月27日の阪神戦で、西勇から右膝に死球を受け、離脱。木下は、9日に新型コロナウイルス感染が判明していた。離脱時は打率リーグトップの3割5分4厘だった1番を打つ大島と正捕手・木下の復帰は「刺激になると思う」と指揮官。現在は借金1で踏ん張りどころでもあるだけに、チームへの相乗効果にも期待した。

木下は、19日のウエスタン・リーグ阪神戦(ナゴヤ)に先発出場。5回までスタメンマスクをかぶり、第1打席では、阪神才木から左前打も放った。「違和感なくできたと思う。チームが勝つことで評価される、OKという場所に出ていくので、1発目から活躍できるよう頑張りたい」と意気込んだ。

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