5回を投げきれなかったものの、ロッテ本前郁也投手(24)が踏ん張った。

初回、2回と走者2人を許しながら、無失点に。再び走者を2人許した5回に浅村に3ランを浴び、続く島内に安打されたところで降板となった。

当初先発予定だった佐々木朗の回復が遅れ、本前がイースタン・リーグ巨人戦の登板(7回103球)から中5日での登板に抜てきされた。井口監督も「行けるところまで。みんな待機していますので」と総動員で構えていた。本前以降は6人のリリーフを注ぎ込んで、接戦をものにした。

4回までの粘りに、井口監督は「もう1回ぐらい投げてくれればという思いもありました」と6回のマウンドも視野に入れていたものの、本前も最低限の仕事は果たした。降板後は「少し欲が出たというか、勝ちの見えるところで先頭打者を出してしまった自分の甘さ、それが出たのかなと思います。前回登板も仙台でやられていたので、リベンジしたいと思っていたのですが…」と悔しさを口にしていた。

8回無死一、二塁の大ピンチで好救援した西野勇士投手(31)が、わずか2球で勝利投手となった。

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