巨人が64年ぶりの劇的勝利を収めた。1点ビハインドの12回1死一、二塁、坂本勇人内野手(37)が通算300号となる逆転サヨナラ3ランを放った。過去に47人が通算300本塁打を達成。史上48人目、生え抜きでは7人目の快挙となった。前日12日に続く2日連続のサヨナラ劇となった。
巨人の2日連続のサヨナラ勝ちは23年9月17、18日のヤクルト戦以来。地方球場での記録では、62年5月8、10日の国鉄戦以来となった。県営富山開催だった5月8日の試合では、延長14回に長嶋茂雄の1打でサヨナラ勝ちを収めている。
試合は終盤まで、勝ちパターンに持ち込んでいた。則本昂大投手(35)が7回5安打無失点の好投をみせ、楽天からFA移籍で加入後の初勝利の権利を持って降板。初回を内野ゴロ3つで滑りだすと、2回の2死一、三塁のピンチでは二俣を遊ゴロ。3回には2死一、二塁で坂倉から低めのチェンジアップで空振り三振を奪い、気合の入った表情でほえた。今季最多99球、7三振、無四球の力投だった。
だが、2番手の大勢投手(26)が8回1死から大盛に痛恨のソロ本塁打を浴び、同点とされた。
打線は6番に打順を下げていたトレイ・キャベッジ外野手(29)が先頭打者で迎えた5回に先制5号ソロ。4月28日広島戦以来47打席ぶりの一発を左翼席へ運び、復調の兆しをみせた。



