プロボクシングの前WBC世界ライトフライ級王者木村悠(32=帝拳)が4日、現役引退を表明した。3月に行われたガニガン・ロペス(メキシコ)との初防衛戦で判定負けし、王座陥落。「日本王者時代から次に負けたら最後だと思ってやってきた。夢だった世界王者にもなれたし、後悔はない。貴重なボクシング人生だった」とすがすがしい表情で振り返った。
08年6月のプロ6戦目での初黒星をきっかけに「180度自分を変えるため」と、都内の専門商社に入社。「商社マンボクサー」として注目され、15年11月に世界初挑戦で王座奪取に成功した。今後は同社での勤務と並行して講演活動なども行っていく予定。「自分が経験してきたことを1人でも多くの人に伝えていきたい。第2の人生も頑張っていきたい」と力強く語った。

