メインイベント(第12試合)のRISE世界バンタム級(-55キロ)王座戦3分5回延長1回で、挑戦者の大﨑孔稀(26=OISHI GYM/第8代RISEバンタム級王者)が判定3-0(50-46、50-45、49-46)で王者志朗(32=BeWLLキックボクシングジム)に勝利。延長判定負けした前回対戦から3年5カ月13日ぶりの再戦でリベンジに成功し、世界王者に輝いた。
これでRISE世界スーパーフライ級(-53キロ)王者の兄大﨑一貴(OISHI GYM)とともにRISE史上初の兄弟世界王者となった。大﨑孔は「素直にめっちゃうれしいです。試合が決まってからじゃなくて、追いかけてきた存在で、越えるためにやってきたので、それが一個形になって乗り越えられたっていうのがめちゃくちゃうれしいです」と表情を崩した。
大﨑孔は2回にラリアットのような形で当たったパンチで奪ったダウンが3回開始直前に取り消されたが動揺することなく、その3回に強烈な左フックを志朗の側頭部に当て、あらためてダウンを奪取。その後も終始、志朗に圧力をかけ、パワフルな有効打を当て続け、判定で大きく上回った。
試合後のマイクでは、一貴が昨年12月に奪取に失敗したRWS(ラジャダムナン・ワールドシリーズ)のベルトに挑戦することを宣言。ムエタイルールでラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級(-122ポンド=約55.34キロ)王者クンスックノーイ(タイ)へ挑戦することを熱望した。
大﨑孔は「このRISEっていう舞台で世界を2人とも獲れるって当たり前のことじゃないと思いますし、そんなことできる選手いないと思うんで。それを僕たち兄弟で成し遂げられたのはすごいうれしいことです。でもやっぱり(兄が)常に先にいて、僕が追いついてっていう構図が今続いてるんで。そこはそろそろ僕が先に行きたいっていう気持ちもあるんで。RWSのベルトを獲りたい」とラジャのベルトは一貴に先んじて獲得したいと強調した。

