まったく同じだった。綱とりに挑む大関稀勢の里(30=田子ノ浦)は、東前頭2枚目の隠岐の海(30=八角)を寄り切った。その形は、これまでの3日間と同じ。左を差して、右上手を引く。万全の寄りだった。初日から無傷の4連勝。「集中してやれていますよ。いいと思います」と淡々と振り返った。

 横綱鶴竜が休場し、横綱戦が1つ減った。最大の壁の横綱白鵬と対戦する日にちも動くだろう。だが「変わらず集中してやるだけですよ」と、気持ちに波風を立たせることなく、平然と答えていた。