歌手ASKA(64)が29日、東京・丸の内の東京国際フォーラムでコンサート「GET THE CLASSICS ASKA Premium Symphonic Concert2022 -TOKYO-」を行った。京都フィルハーモニー室内合奏団特別交響楽団をバックにアンコールを含め、1部、2部合わせて全15曲を熱唱した。
ASKAは「43年前に東京に出てきた時、雨が上がってきれいな景色を見た。そのきれいな景色が今は違って見えるのは、自分が変わってしまったからかもしれない。何年かオーケストラをバックにコンサートをやって来て、だんだんやり方が分かってきた。僕はオーケストラが65人だとしたら、自分は66人目の団員として歌う」と話してスタート。オーケストラをバッグに「僕のwonderful world」「PRIDE」などを披露した。
1部の最後では、横浜少年少女合唱団のコーラスをバックに「漫画家楳図かずおさんの作品『漂流教室』の世界を歌にしました」と紹介して「歌になりたい」を歌い上げた。
休息を挟んで2部の冒頭では「はじまりはいつも雨」「SAY YES」「僕はこの瞳で嘘をつく」など往年のヒット曲メドレーを披露した。
ASKAは「僕はミュージシャンだから、この人の音楽のバックボーンはビートルズだとか気が付くことある。だけど、僕はずっと剣道をやっていたから、そんなことはなかった。高校3年の時に友達から井上陽水さんを教えてもらって、フォーク、ニューミュージックへとハマっていった。今はJ-POPっていうのかな」と話した。
そして「80年代に(米ロックバンド・シカゴの)『シカゴ16』っていうアルバムに出会って、その前のアルバムにたどったりして、プロデューサーのデイビッド・フォスターに大きな影響を受けた。フォスターの来日公演で『上がってきて歌いたいやついるか?』って言うから、空気を読まずに手を挙げてステージに立っちゃったりね(笑い)」。
今後の予定について「ついにディナーショーをやろうと思う。今までもオファーがたくさんあったけど、できないと断ってきた。出来るようになった訳じゃない。客席を回るとかは出来ないと思うけど、僕が分かってないだけで、もう決まってるんじゃないかな」と新たなチャレンジに意欲を見せた。
この日のコンサートの模様は、ステージ横に設置された2台の巨大スクリーンに映し出されていた。ASKAの姿だけでなく、オーケストラの演奏者の1人、1人を丁寧に映し出した。12月25日午後9時からCSフジテレビTWOで独占放送されることも発表された。
来月25日には2年8カ月ぶりのアルバム「Wonderful world」も発売する。



