俳優宇梶剛士(61)が11日夜放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜午後11時半)にゲスト出演し、芸能界入りの経緯などについて語った。

かつてプロ野球選手を目指していたが「ちょっと、やってはならないことを…コンッみたいな」「そのままガチャンもあった」と、比喩を交えながらかつての行状を振り返る中、母親が差し入れてくれたチャプリンの自伝を読んで感動したことを明かした。「自分は野球でそういうふうになりたかったけれどダメだった。グレてワーワーほえまくってたんだけど、チャプリンはそういう時でもグッとこらえて俳優の修行をしていた。(本に)感動もしたけど、自分が恥ずかしい生き方をしてきたなと思って」と語った。

「ガチャンの施設」から出た時、父親に「俳優になりたい」と伝えると動揺されたが、母親の知り合いを通じて錦野旦が所属していた音楽事務所を訪ねることに。ただ、俳優志望は無理といわれ落ち込んでいた時、履歴書を見た錦野のマネジャーに「俺と同じ誕生日だな。芸能界はいろいろなおきてがある。あいさつ、時間のこと。学んでみるか」と言われ、錦野の「かばん持ち」からキャリアをスタートさせたと明かした。

錦野は宇梶に、おじぎの仕方に関して「鳥じゃないんだから、首であいさつするな。腰であいさつするんだ」とアドバイス。楽屋でおじぎの練習にも付き合ってくれたという。おかみ役のタレント島崎和歌子が「錦野さんらしいですね」と水を向けると、出演者一同「スターだ!」と、錦野の代名詞を口にして感心する場面もあった。

その後について、錦野が映画に出演するため、自身が台本を取りに行った先に、プロデューサーだった俊藤浩滋さんや俳優の鶴田浩二さん、菅原文太さんがいたといい、帰り際に菅原さんに呼び止められ「お前さんは何者じゃ」と声をかけられたという。錦野の事務所にいて俳優志望と伝えると、「菅原のオヤジが錦野さんの事務所の社長さんに電話してくださって『お前さんとこのデカいの、もらっていいか?』と(言ってくれた)」と明かし、これが俳優への第1歩になったと述べた。

出演者の1人、YOUは「仁義しかねえ!」と、菅原さんの代表作「仁義なき戦い」にかけてコメント。19歳ごろだという宇梶の甘いマスクの写真が公開されると「超格好いい。そりゃ欲しいわあ」とも話した。