骨折のため休養していたベアバッキューン(牡3、鈴木義)が4日、約8カ月ぶりの実戦だった船橋の若潮スプリントを圧勝した。デビュー5連勝。前走の鎌倉記念が1600メートルだけに1200メートルでの復帰は意外にも思えたが「秋は南部杯というのを最初に決めて、逆算して2カ月、2カ月のローテーションに」と鈴木義師。10月13日に盛岡で行われるダートマイルの大舞台に向けての選択だった。

外々の3番手から直線で抜け出して3馬身差。1頭だけ58キロを背負っての勝利は強さを際立たせた。「目標は南部杯だから、ここでスピード競馬をさせて、あとは持久力がどのぐらいなのか。ポテンシャルがあるから、それは平気だと思うんだけど」と師。次走には8月13日に大井で行われる1800メートルの日刊スポーツ賞黒潮盃を選んだ。「本当はマイルが理想だけど、ここでいい競馬をすれば幅も広がるから」。初の右回りで距離延長、ここも58キロを背負うとあって楽ではないが、すべて克服すれば目標に向けての期待感が増す。

「南部杯に選ばれたら斤量も恵まれるので」。4歳以上の57キロに対して55キロ。3歳での出走を目標に次走の確勝を期す。【牛山基康】