今回が4回目の短期免許での来日だったライアン・クアトロ騎手(33)。けがにより期間の途中で騎乗を断念した前々回、次の予定が決まっていたため当初から期間の短かった前回より長く騎乗したが、それも今日4日が最終日となった。

「今回のベストレースはやっぱり大井記念ですね。ずっと達成できなかった重賞を勝つことができて、とてもうれしい」。初来日の17年は最大限の3カ月の騎乗で1回の短期免許期間における当時の最多勝タイ記録となる29勝を挙げたが、重賞は盛岡の知床賞2着が最高で未勝利。過去2回も黒潮盃2着、船橋記念2着が最高。惜しくも届かずにいたタイトルを手にした。

これまで米国、マカオ、シンガポール、カタール、UAEで重賞勝ち。これに日本を加えた。世界を股にかけるフランスの好漢が次に向かうのはモーリシャスだという。「3カ月の予定です。オファーがあって、初めて行きます」。その後は米国の西海岸に再挑戦を計画。そして「また大井に来たいです」。【牛山基康】