サッカー世界女王の米国(FIFAランキング1位)は、まさかの黒星発進となった。同5位スウェーデンに0-3で完敗し、国際Aマッチでは19年1月19日のフランス戦(1-3で敗戦)以来、45試合ぶりに土を付けられた。FWラピノーは「お尻を蹴飛ばされた感じ? 私たちは少し緊張していて、バカなミスをしてしまった。最後に点を取られた試合を覚えていないほどなのに、3点も与えてしまうなんて」と嘆き節。直近の世界大会である19年女子W杯フランス大会を制した強豪が、想定外のスタートを切った。

スウェーデンFWブラクステニウスに2得点を献上した。3失点のうち2失点は、右クロスからのヘディングという同じ形だった。指揮官は「自分たちで大きな穴にはまってしまった。でも我々はそこから抜け出せる唯一のチーム。決して諦めない」と、2日間で立て直しを図る。