ワールドカップ(W杯)イヤーとなる2022年のJリーグは18日に開幕します。今季達成されそうな記録など知っておいて損はない、注目すべき数字を取り上げ、数々の見どころを随時紹介します。
W杯3大会連続出場のジュビロ磐田MF遠藤保仁(42)が、J1の舞台に2年ぶりに戻る。Jリーグ創設2年目の1994年から27年間、塗り替えられることのなかった「神様」ジーコのJ1最年長得点記録更新への期待も高まる。
昨季はJ2で35試合に出場し、3得点5アシスト。チーム3年ぶりのJ1復帰に大きく貢献した。国際Aマッチで日本代表歴代最多152試合出場の元日本代表ボランチのプレーは健在で、ゲームメークと決定的なパスで数多くの好機を演出。8月14日の東京V戦(2-1)では得意の直接FKでチームを勝利に導いた。
J1では歴代最多641試合に出場。通算103得点は歴代14位で、MF登録選手では最多となっている。今年1月で42歳になり、今季ゴールを決めると、鹿島MFジーコの41歳3カ月12日のJ1最年長得点記録を更新。同時に、自身が持つJ2時代を含めたJリーグの連続シーズン得点記録も25年連続に伸ばすことになる。
プロ1年目だった横浜フリューゲルス時代の1998年からJリーグのリーグ戦でゴールを決め続け、得点を挙げたシーズン数は最多24年。FWカズ(三浦知良=現JFL鈴鹿ポイントゲッターズ)の計23年を昨季、塗り替えている。
直接FKゴール数は17得点で、J2横浜FCのMF中村俊輔の24点に次ぐJ1歴代2位、PKでの得点はJ1最多31得点と、セットプレーでもゴールを量産してきただけに、日本歴代屈指のプレースキッカーが最年長得点記録を28年ぶりに更新する可能性は高い。
【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)
〈J1最年長得点記録〉
1位 ジーコ(鹿島)41歳3カ月12日 94年
2位 三浦知良(横浜FC)40歳6カ月6日 07年
3位 中山雅史(磐田)40歳5カ月21日 08年
4位 中沢佑二(横浜)40歳1カ月14日 08年
5位 ドゥトラ(横浜)40歳1カ月3日 13年
○…1980年1月生まれの遠藤と同じ「黄金世代」の札幌MF小野伸二(42)にも最年長得点記録更新の期待がかかる。遠藤とは同学年だが、1979年9月生まれ。今季のJ1最年長選手となっている。J1通算205試合29得点。昨季は4試合無得点だったが、プロ25年目を迎える天才のプレーは今季も注目だ。




