昨年、サッカー高円宮杯U-18プレミアリーグファイナルで優勝した青森山田は15日、優勝記念碑の除幕式を同校で行った。

U-19日本代表候補合宿(千葉)で欠席のDF藤原優大主将(3年)を除く、Aチームの3年生19人と黒田剛監督(50)らが出席。同監督は「優勝した功績を記念碑として残せるのはうれしい」と感謝。「来月からは選手権予選が始まる。選手にとっても気持ちを引き締める機会になった」と話した。

今季はコロナ禍の影響でプレミアリーグが中止に。代わりに開催されているスーパープリンスリーグ東北に参戦している。8月30日に初戦を戦い、ここまで3戦全勝。圧倒的な強さを発揮して勝ち進んでいる。黒田監督は「東北で大勝していても、全国トップレベルで通用するプレーをしないといけない。選手たちは、日々の練習に厳しく取り組んでいます」と冬の全国選手権優勝を見据える。MF安斎颯馬副主将も「自分たちの代でも優勝して記念碑を建てたい。選手権で優勝します」と意気込んだ。昨季の同選手権準Vの悔しさも糧に、青森山田イレブンが覇権奪回に挑む。【佐藤究】