横浜FCのFWカズ(三浦知良、53)が川崎フロンターレ戦で先発出場した。

13年ぶりにJ1に復帰した今季、カズがJ1のピッチに立つのは初めて。53歳6カ月28日での出場は、12年11月24日の横浜戦で途中出場した中山雅史(当時札幌)の45歳2カ月1日のJ1最年長出場記録を大幅に更新する。

<他競技の最年長出場記録>

◆欧州リーグ プレミア移行前のイングランドの1部リーグで、ストークの元イングランドFWスタンリー・マシューズが、1965年2月6日のフラム戦に50歳5日で出場した。

◆欧州チャンピオンズリーグ ラツィオGKマルコ・バロッタが07年12月11日のRマドリード戦で自身の最年長記録を43歳253日に更新。

◆プロ野球 中日の山本昌投手が、15年10月7日の広島戦に50歳1カ月26日で登板。打者1人だけで降板して現役生活を終えた。

◆Bリーグ レバンガ北海道の折茂武彦が、今年3月15日に無観客で行われた川崎戦で49歳306日で出場を果たし、現役を引退した。これはナット・ヒッキーの持つNBA最年長記録45歳363日を上回る。

◆プロゴルフ 日本男子ツアーでは17年4月の中日クラウンズに出場した青木功の74歳7カ月。

◆ボクシング 世界ミドル級王座を統一したバーナード・ホプキンス(米国)が、14年4月に49歳3カ月でWBA世界ライトヘビー級スーパー王座を獲得。

◆五輪 1920年アントワープ大会の射撃に出場したオスカー・スバーン(スウェーデン)の72歳10カ月。団体で銀メダルを獲得した彼は今も最年長メダリスト。12年ストックホルム大会では64歳で優勝しており、最年長金メダリストでもある。日本では12年ロンドン大会に馬術で出場した法華津寛の71歳4カ月が最年長。