J1北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二(41)が天皇杯最年長得点記録を更新した。

2回戦JFLソニー仙台FC戦でキャプテンマークを巻いて先発。0-1で迎えた前半14分、直接FKでキッカーを務め、ゴールを決めた。これまでは55年にFW川本泰三が記録した41歳105日での得点が最年長だったが、小野が41歳255日に更新した。試合後は「ゴールはゴールでうれしいです。チームが勝てたのは次につながる」と振り返った。

本人も「狙い通り」と納得の1発だった。ペナルティーエリア手前中央から右足を振り抜いた。壁を越えてゴールへ吸い込まると、本人よりもチームメートたちの方がうれしそうに駆け寄った。後半39分までボランチで司令塔としての役割を務めた。持ち味の柔らかなパスも出しながら、試合をコントロールした。3失点には「内容としては勝ったこと以外いいことはない」と厳しく反省していた。

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