第101回天皇杯の準々決勝(10月27日)の組み合わせ抽選会が24日、オンラインで行われた。前回覇者の川崎Fは鹿島と激突。唯一のJ2勢の磐田は、大分と対戦する。準決勝は12月12日。決勝は同19日に東京・国立競技場で行われる。

 ◇   ◇   ◇

展望 2連覇を狙う川崎Fと鹿島の一戦は、どちらに転んでもおかしくない。川崎Fは今季のリーグ戦で鹿島に2戦2勝。ただ、どちらも1点差と、拮抗(きっこう)した内容だった。鹿島は過去最多となる5度の天皇杯優勝の実績がある。互いにベストメンバーをそろえられるかが、勝敗を大きく左右しそう。この試合の勝者が、順当にいけば、決勝に駒を進めそう。反対の山は激戦が予想される。現在、公式戦11戦無敗の名古屋、同公式戦9戦負けなしの浦和に対し、大阪勢がどこまで食い下がれるか。どの試合も見逃せない。