クラブ史上初めてJ2を戦う藤枝MYFCが「全開始動」した。8日は藤枝総合運動公園サッカー場で今季の初練習を実施。初日に本拠地を使用するのはクラブ初の試みで、須藤大輔監督(45)の指導にも熱がこもった。練習前に選手を集めると、「今日はマックスでいく」と宣言。ボールを使ったハードなメニューを課した。

今季もクラブが掲げるスタイルは超攻撃的なサッカー。ピッチで体現するために不可欠な基礎をたたき込んだ。指揮官は「(ボールを)止めて、(味方に)渡すことがしっかりできなければ、形にならない」。冒頭30分間は動きながらパスを回し続ける練習を反復。その後は狭い範囲での対人メニューもこなした。全体練習を終えると、ピッチに座り込む選手もいたほど、初日から精力的に体を動かした。

昨季主将のMF杉田真彦(27)は「分かっていたけれどきつかった」。MF横山暁之(25)も「高い強度でできた」と汗をぬぐった。今後は連日2部練習を敢行し、今月中には県内で短期間のミニキャンプも行う予定。2月の開幕まで約6週間。須藤監督は「我々の目標は(J1昇格プレーオフ圏の)6位以内。高みを目指してやっていく」と力を込めた。【神谷亮磨】

■新体制発表会見「一体感 新時代」

全体練習後の午後には新体制発表会見を行った。都合により欠席したDF山原康太郎(22)を除く、新加入13選手が出席。徳田航介社長はクラブスローガン「一体感 新時代」を発表し、今季着用するユニホームも披露された。今季はJ2甲府から加入したGK岡西宏祐(32)や大宮から加わったDF山田将之(28)ら経験豊富なベテランに加え、ルーキーも注目だ。中大から加入したFW平尾拳士朗(22)は藤枝東高出身。平尾は「藤枝でまたサッカーができるのはうれしい。目標は2桁得点です」と、はつらつと話した。