J1アルビレックス新潟は4日、ホームでコンサドーレ札幌と対戦する。前日の3日は聖籠町で約1時間半の最終調整を行った。

J1復帰後初勝利を挙げた前節サンフレッチェ広島戦(2月26日、2-1)で1得点1アシストをマークしたFW太田修介(27)は2試合連続での先発起用が濃厚。スピードと決定力を武器に相手ゴールに襲いかかり、6年ぶりのJ1ホーム開幕戦に集まる「オレンジサポーター」を熱狂させる。

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チームNO・1の俊足アタッカーが新潟を2連勝に導く。冒頭のみ報道陣に公開された3日の練習。太田はウオーミングアップやボール回しでキレのある動きを見せ、調子の良さをアピールした。「背後を取る動きで相手守備ラインを下げたいし、ボールを持った時は1対1をはがすことが役割。積極的にやっていきたい」とゴールに向かうプレーをイメージする。

新潟は今季開幕戦からのアウェー2連戦を1勝1分けと上々のスタートを切った。太田はJ1デビュー戦となった前節広島戦で前半14分に先制点を挙げると、同37分にはFW鈴木の追加点をアシストし、強敵からの勝ち点3獲得に大きく貢献した。「(得点、アシストを)0から1にする作業は本当に大変。少しほっとしている気持ちはあるが満足はしてない。もっと突き詰めながらやっていきたい」とさらなる結果を自らに求める。

今節対戦する札幌はここまで1分け1敗。両ウイングが高い位置を取り、5トップ気味になる可変スタイルで攻撃を仕掛けるが、2試合で1得点にとどまる。新潟としてはいつも通り、ボール保持率を上げながら速攻と遅攻を使い分けて敵陣に押し込みたい。「(相手守備は)マンツーマンだと思う。個、組織でどれだけ1対1ではがせるか」を勝利のポイントに挙げ、「スピードを生かし、ゴールにアシストに関わっていきたい」と意欲を示す。

開幕3戦目にして初めて袖を通すオレンジ色のユニホーム。昨季まではアウェーだったビッグスワンスタジアムに新潟のプレーヤーとしてピッチに立つ。ホーム開幕戦に向け「非常に楽しみ。観客の皆さんのボルテージをさらに上げられるプレーを見せたい」と力を込めた。【小林忠】

○…右膝の負傷で別メニュー調整が続くMF高木が3日、チーム練習に部分合流し、笑顔でボールを追った。昨年9月18日のホーム水戸戦で右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、手術を受けてから約5カ月。完全復帰は5月ごろの予定で順調にリハビリを進めている。松橋監督は「今日から部分合流した。焦らずにしっかり準備をして、彼にとってのいい開幕を早い段階で迎えさせてあげたい」と見守っていた。

○…J1新潟のリーグ戦(J2含む)のホームゲーム通算入場者数は3日現在で997万5503人。1000万人まであと2万4497人に迫っている。通算446試合目となる4日の札幌戦の前売りチケットは約2万5000枚が売れており、今節での記録達成が見込まれる。1000万人突破となれば、93年のJリーグ創設時から参加する浦和(338試合目)と横浜(459試合目)に次いで3クラブ目。446試合目は浦和に次ぐ2番目のスピード到達で、いわゆる「オリジナル10」以外では99年参加の新潟が初となる。