柏レイソルが11日、柏市内でサガン鳥栖戦(15日、駅スタ)に向け練習を再開した。9日の鹿島アントラーズ戦で昨年8月6日の京都サンガ戦以来、17試合ぶりに白星を挙げた。
トンネルから抜けた試合の最終ラインでリーダーシップを発揮したのはDF古賀太陽(24)だった。鹿島のロングボールをはね返し、強度の高い守備でピンチの芽を摘み、プレーでチームを引っ張った。「守り切るという形は、選手も1つ自信になる勝利だった」と振り返り、自身のプレーに「鹿島戦をスタンダードにして、どんな相手でも、自分が止めきるところを継続して表現できれば」と話した。
久しぶりの勝利も、古賀はすぐに喜びを封印したという。「ここまで取りこぼした分がかなり大きいので、取り返さなくてはいけない。状況は変わってないし、鹿島戦での強度を毎試合続けないと、簡単には勝てないとみんなが痛感している」と気を引き締める。
ハイプレスの鳥栖に対し、昨季は1勝1敗。ホームではハイプレスの相手に屈し、1-4と完敗している。それだけに、古賀は「相手にスペースを与えすぎないようにしないと。ゾーンで守りながら、要所で人に強く行く守備をしないといけない。中で話し合いながらやっていかないと」と見据える。
鹿島戦では終盤、相手がDF植田直通を前線に上げ、パワープレーを仕掛けてきた。だが、ピッチの選手の判断でDF三丸が植田にマンツーマンで守備をした。古賀は「想定外のことが起きた時にどう対処するか。ピッチ内で感じる部分を表現しないといけない。失点してからでは遅い。いち早く気づけるように、ピッチ内で共有できることを意識してやり続けたい」。最後方から、守備を統率し、体をはったプレーで連勝に導く覚悟だ。



