静岡ユースはPK戦の末、3-5でU-20関東大学選抜に敗れた。

黒星発進となったが、大学生の格上相手に善戦。PK負けで与えられる勝ち点1を獲得した。U-18日本代表は0-1でU-18韓国代表に惜敗。GK中村圭佑(静岡学園3年)とFW神田奏真(静岡学園3年)の県勢2人が出場したが、完封負けとなった。

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前向きな敗戦だった。静岡ユースは序盤から積極的な姿勢を披露。大学生相手に掲げた試合のテーマは、攻守で仕掛けることだった。前半は前線からの連動した守備で相手を押し込み、敵陣でのボール奪取から効果的なカウンターを浴びせた。鷲巣延圭監督は「特に前半はいい形を作れていた」。ゴールは奪えなかったものの、互角以上の戦いを見せた。

後半は押し込まれる場面を粘りの守備で死守。80分間で勝敗がつかず、PK戦に突入した。後攻の静岡ユースは1人目のキッカーを務めたFW船橋京汰(磐田U-18・3年)が失敗。相手は5人全員が決めて勝負には敗れた。それでも、船橋は「体格差がある相手に攻撃で通用する場面は作れた」と強調。シュート数でも8-6で相手を上回り、ゴールに迫る決定機も作った。

敗れはしたものの、次戦以降につながる勝ち点1を獲得。18日はU-18日本代表と対戦する。同年代のトップ選手がそろう難敵だが、昨年はPK戦の末に破った。狙うのは2年連続での「下克上」と、12年ぶりの優勝。MF矢田龍之介(清水ユース2年)が「日本代表との試合は1番楽しみ。攻撃で違いを見せて勝ちたい」と話せば、主将のFW船橋も「今日は僕がPKを外して負けてしまったので、必ず点を取ってチームを勝たせたい」と闘志を燃やした。【神谷亮磨】