東京ヴェルディはユースからプロ入りしたばかりのルーキー、MF仲山獅恩(18)が初のベンチ入りからプロデビューを果たした。
MF新井悠太に代わり、後半23分からプレー。中盤に入り、攻撃の起点役となった。投入直後の後半24分、チームはいい流れができ、押し込んだ展開からFW染野唯月のゴールが生まれた。
さらに後半44分にはペナルティーボックス手前からミドルシュートを狙ったところ、背後から相手選手の足が引っかかりファウルを獲得した。このFKをDF吉田泰授が決めて1点差となった。
直接ゴールに絡むプレーはなかったが、初出場ながらチームにフィットするセンスの良さを見せつけた。
城福浩監督は、試合後の会見で仲山の起用について「スコアがスコアだったので、攻撃のところは相手も多少腰が引けてると思うのでボールを受けられるだろうし、オンザボールでの仕事っていうのはある程度表現しようとしてくれたと思います。彼の特長は物怖じしないところ。途中出場ではありますけども、ボールを要求して、ボールを集めてチームの起点になっていくっていう姿勢は見せてくれた。我々も感じていた通りのプレーをしてくれたと思います」と及第点を与えた。
そして攻守両面にハードワークを求めるチームスタイルを踏まえ、こう話した。
「まだまだ球際が甘いので、五分五分のボールをマイボールにできるような球際になってくれば、さらに出場時間も増えていく。サッカーには攻守両方あるので、あれをよくやったと僕が言うべきかどうか、そこはしっかりと彼に伝えたいなというふうに思います」
大きな可能性を秘めた新鋭の初出場は、チームにとっても次につながるものとなった。



