ソチ五輪銀メダルの葛西紀明(50=土屋ホーム)は2大会連続で2回目の飛躍に進めず、3季ぶりW杯復帰の可能性が消滅した。前日14日のHTB杯で46位と失速し、15日のSTV杯も1回目に111メートルで41位と調子を上げられず。20日からのW杯札幌大会参戦に必要なポイントが獲得できなかった。
1度狂った歯車は、元に戻らなかった。「昨日いいジャンプができていれば、今日もいいイメージで行けたんですけど…」。シーズン当初から3キロ減量。今週の練習で復活の兆しが見えたため、試技を飛ばず本番に臨む好調時のローテーションに戻したが、結果につながらなかった。W杯札幌大会でポイントを獲得し、その後のW杯遠征、2月末の世界選手権(スロベニア・プラニツァ)に向かう構想は白紙に。「大倉山特有の風が吹かなかった…」と肩を落とした。


