女子で18年平昌銅、22年北京銀と五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが初戦黒星を喫し、3大会連続五輪に暗雲がかかった。
1次リーグ(L)で、前回準優勝の北海道銀行と対戦し、5-7で敗れた。26年ミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦の出場権がかかる大会で、いきなりつまずいた。
前半からリードを許した。先制点を奪われたが、第2エンド(E)で2点を加え逆転した。しかし、第5Eでスキップ藤沢五月(33)が2投連続でダブルテークアウトに失敗。2点を許し、3-4で折り返した。
後半で反撃を狙ったが、第6Eでスチールを許す。第7Eで藤沢の好投で1点を追加。反撃ののろしを上げたが、及ばなかった。
今大会は初の首都圏、アリーナでの開催。約2000人の観客に見守られた。得点には歓声が沸いたが、失点には大きなため息が聞こえた。前日会見で藤沢が「ガムシャラに、雑草のように、かっこ悪く」と宣言していたが、うまくいかなかった。
昨年は1次Lは全勝。2次Lで2敗し、当該チーム間の成績で決勝トーナメントに進めず、4位に終わった。今大会は最低でも「3位以上」が求められるが、初戦でライバルに屈した。2年連続予選で敗れれば、五輪への道は完全に閉ざされる。もう、負けは許されない。
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◆今大会の大会方式 1次リーグ(L)は5チームずつ2組に分かれる。総当たりで上位3チームずつが2次Lに進出。2次Lは6チームで争い、1次Lで対戦したチームとの勝敗は持ち越し。対戦のない別組3チームと対戦し、「勝敗数」「直接対決の勝敗」の順で順位を決定。2、3位は準決勝、1位は決勝に進む。
◆26年ミラノ・コルティナ冬季五輪への道 5つの条件を満たすチームが代表候補に決定。(1)24年日本選手権優勝(2)24年世界選手権出場(3)25年日本選手権優勝(4)25年世界選手権出場(5)日本選手権決勝3日前時点の世界チームランキング最上位かつ24、25年日本選手権3位以内。該当チームが複数の場合は、9月末までに代表候補決定戦を実施する。女子はSC軽井沢クが(1)(2)を満たす。世界ランキング日本勢最上位のロコ・ソラーレは3位以内に入れば決定戦に進出できる。
◆26年ミラノ・コルティナ冬季五輪の国別出場権獲得条件 出場枠は10。24、25年の世界選手権のポイント順で上位7カ国(開催国イタリア除く)に出場権が与えられる。24年はSC軽井沢クが出場し11位で3ポイントを獲得。今大会優勝チームが出場する世界選手権(3月、韓国)では好成績が求められる。逃した場合は、12月開催予定の五輪最終予選で残り2枠を争う。


