2代目王座を懸けて昨季覇者でレギュラーシーズン(RS)1位のサントリーと同2位の大阪Bが対決し、サントリーが、3-1で先勝、リーグ2連覇に王手を懸けた。日本代表の主力アウトサイドヒッターでサントリー主将の高橋藍(24)は、今季限りでの退団を発表しており、2シーズン過ごしたチームでのプレーはこのプレーオフで最後となる。
| サントリー | 3 | 26-24 22-25 25-16 25-23 | 1 | 大阪B |
◆試合経過
第1セット
サントリーのスタメンはセッター(S)関田誠大、オポジット(OP)ムセルスキー、アウトサイドヒッター(OH)高橋藍、クリュカ、ミドルブロッカー(MB)鬼木錬、小野寺太志、リベロ(L)小川智大。大阪BはSブリザール、OP西田有志、OHロペス、富田将馬、MBラリー・エバデダン、山内晶大、L山本智大を起用した。サントリーは4-5から小野寺のクイックや関田のブロックなど4連続得点で主導権を握った。大阪Bも富田や西田がサービスエースを決め、一時は15-12とリードを握った。その後も一進一退の攻防となったが、サントリーのエースムセルスキーが後半にかけて本来の力を発揮。24-24の場面で富田をブロックしてセットポイントを奪うと、最後はムセルスキーがライトから強打を決め、26-24でセットカウントを先取した。
第2セット
第2セットは大阪Bが取り返した。序盤は、サントリー高橋藍がバックアタックを決めれば、大阪B西田有志が強打で反撃するなどサイドアウトの応酬。7-7の場面では大阪Bのセッターブリザールの片手背面トスから西田がスパイクを成功させる美技を披露した。サントリーもリベロ小川の2段トスをムセルスキーが決めきるなど、ハイレベルな攻防を繰り広げた。しかし、ロペスが要所で鋭いアタックを決めるなど大阪Bが終盤に抜け出すと、セットポイントでもロペスが決め、大阪Bが25-22でこのセットを奪取した。セットカウント1-1
第3セット
サントリーが初戦勝利に王手を懸けた。第3セット、立ち上がりからOHクリュカのバックアタックなどが効果的に決まり先行すると、OPムセルスキーの強打やブロックなど4連続得点で突きはなした。中盤以降もMB小野寺太志や鬼木錬の速攻など多彩な攻撃で攻め立て大量リード。小野寺のクイックでセットポイントを奪うと、最後は相手のサーブがアウトとなり、このセットを奪取した。大阪Bは中盤以降にOH甲斐優斗、OP西山大翔などメンバーを大きく入れ替えたが、反撃とはならなかった。サントリーの2-1。
第4セット
サントリーが初戦を物にした。第4セット、大阪BのMBエバデダンに連続ブロックを決められるなど6-8とビハインドを背負ったが、11-13の場面でセッター関田が押し込むと、流れが変わった。OPムセルスキーのレフトからのスパイクで14-15とすると、OH高橋藍のサービスエースで同点。さらに相手のスパイクアウトで勝ち越した16-15の場面では、高橋藍がフェイクセットでムセルスキーのスパイクをアシストする美技を披露。一気に流れを引き寄せると、その後もMB鬼木錬のサービスエースなどでポイントを重ねた。さらに、23-21の場面でリリーフサーバーを任された藍の兄の高橋塁もエースを決めてマッチポイント。最後は相手のサーブがネットにかかり、25-23。セットカウント3-1で2連覇へ王手を懸けた。
関連記事
今季限りでサントリー退団の高橋藍「最後にみんなと笑って終われるのがベスト」連覇へ
西田有志SVリーグ初制覇へ気合「できることはたくさんある」昨季の悔しさ晴らす
















