男子5000メートル(視覚障害T11)は、唐沢剣也(24=JBMA)が16分45秒53で制した。初の国際大会になる10月のジャカルタ・アジアパラへ向けて調整中で、セカンドベストの20~25秒台を設定していたが、届かなかった。

「せっかく(地元の)群馬から香川に来たので目標のタイムを出したかったんですが、調子を合わせられませんでした」

15分50秒87の日本記録を持つ和田伸也はこの日のレースを欠場。その第一人者とアジアパラの舞台で競り合い、16分18秒を切る自己ベストとメダル獲得が目標になる。ジャカルタの暑さについても睡眠や食事を含めて対策を立てており「和田さんを目標に頑張って走ります」と力強かった。