競泳の16年リオデジャネイロ・パラリンピックで7種目に出場したパラ競泳界のエース、池愛里(21)が、「4月から近畿大生」と自身のインスタグラムで公表した。

東京成徳大学高から17年に日体大に進学して20年東京大会を目指していたが、24日に更新した自身のツイッターで、7月に自転車走行中に車にはねられて、支えにしている右足を負傷するなど骨折と全身打撲で全治2カ月と診断されたことを告白した。

さらに8月に声が出せなくなったことも明かし「母が強引に病院に連れて行ってくれたところ心因性失声症、また重度の欝症状と言われたそうです。まず医師からの治療の指示は、水泳大学関係者全ての方との連絡を断つことでした(中略)1ケ月は寝る食べるトイレお風呂全てが難しくて1番は生きることが辛かったです」とコメント。

9月中旬から少しずつ練習を再開し、現在は近大で練習しており、来年3月の20年東京大会選考会を目指していると報告。「今後はありのままの自分を見て欲しいと思い公表することに決めました。3月の東京選考会は、諦めておりません」と決意を表明した。